ストーリー

大船渡テレワークセンターは、市民のためのコワーキング・シェアスペースです。もともとは総務省が平成27年度に実施した「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」において採択された「ふるさとテレワーク地域実証事業」によって、津波で被災した集合住宅の1階部分をリノベーションして整備されました。実証事業終了後も市民の皆様が活用できるフリースペースとして運営を続けています。

きっかけは気仙3市町の高校生とその保護者に向けたアンケートです。

「地元から出ていくつもりですか?」 という質問には約85%の高校生が「出ていく」、90%の保護者が「出したい」と回答しました。

ところが、 「地元で学べて遠隔でも働ける環境があれば地元に残りたいですか?」 と尋ねたところ、75%の高校生が「残りたい」と回答し、保護者は85%が「残したい」と回答しました。

大船渡テレワークセンターは 地元で学べる場遠隔でも働ける場 を大船渡に作り出すチャレンジの場であり、そのような場や活動が生まれていく場所にしたいと思っています。

コンセプト「仕事場×学び場×遊び場」

「仕事場×学び場×遊び場」のコンセプトは、働き方と学び方、そして遊び方を再定義する新しいコワーキングスペースの提案です。

入居企業エリアでは首都圏のIT企業や地元のITベンチャーが入居しています。また市民に一般開放されているエリアは、テレワークやリモート会議、フリーランスの活動にも最適です。

大船渡テレワークセンターはただの仕事場であるだけでなく、新たな知識やスキルを学ぶ場ということを大事にしています。蔵書コーナーでは100冊を超える専門書籍を用意しており、様々な勉強会やイベントが開催される場所でもあります。学生から経営者まで、様々な人が集まって交流することで、お互いに刺激し高め合うような空間を目指しています。

さらに、これまでになかったものを創造する真のイノベーションは「遊び」から生まれると考えています。この場所はクリエイティブな遊びを通じて、新たなアイデアや解決策を生み出す可能性を秘めたスペースとなっています。レーザー加工機や電子ミシンなどの工作機械やYoutube撮影やセミナー配信などに使える機材など、様々な活動にチャレンジできる設備を備えています。

入居企業

アクセス

〒022-0003 岩手県大船渡市盛町馬場23-7 盛中央団地1号棟1階

田茂山駅(JR大船渡線BRT)
徒歩6分
盛駅
(JR大船渡線BRT & 三陸鉄道リアス線)
徒歩10分
大船渡IC(三陸自動車道)
車10分
駐車場
20台(無料)
盛中央団地・2号棟前の来客者駐車場をご利用ください。
来客者駐車場は黄色の車止めが目印です。